竣工と完成の違いをご存じでしょうか?
今回はその二つの違いについて紹介したいと思います。
▼竣工と完成の違いとは
竣工と完成の違いと特に大きな違いはありません。
■言葉の違い
竣工は、建物の完成を意味します。
建築工事が完了した時に使用される言葉です。
完成は幅広く使用される言葉の一つです。
例えば、水回りが完成した、外壁工事が完成したなど幅広く使用されます。
そのため、全体的な建築工事の完成を竣工と呼びます。
大きな意味の違いはないためどちらを使用していても間違いではありません。
■竣工から引渡し
建築工事が完了すると今度は検査に入ります。
検査では、自社検査、完了検査、竣工検査(施主検査)の3つが行われます。
・自社検査
自社検査は建築会社が行うもので工事責任者や
設計士などが計画書通りの工事作業ができているかを確認します。
・完了検査
完了検査は公的機関が検査を行います。
建築基準法に基づき内容に沿ってきちんと工事されているかをチェックします。
・竣工検査
内覧会とも呼ばれていて施主が立ち会い検査します。
引渡し前の不具合をチェックする機会ですので、不具合がある場合には速やかに修理してもらいましょう。
▼まとめ
竣工と完成は大きな言葉の違いがありません。
竣工と言われたら引渡しまでもう少しですので検査までしっかり受けて不具合がないかをチェックしてください。
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